徳島大学大学院 医歯薬学研究部 眼科学分野

「ライトアップinグリーン運動」開催のお知らせ

今年もライトアップinグリーン運動を開催します。

期間:2024年3月8日〜17日

・徳島大学病院屋上ロゴ看板のグリーンライトアップ
・外来診療棟アメニティテラスでのライトアップとパンフレット配布

ライトアップinグリーン運動

(ライトアップinグリーンホームページより以下抜粋)

ライトアップinグリーン運動は、下記のメッセージを伝えようとしています。
早期発見・継続治療・希望
40歳を過ぎたら眼の定期検診を!

日本の「視覚障害」の原因疾患の第1位は「緑内障」(28.6%) です。
緑内障は放置すれば進行し、視覚障害にも達する疾患ではありますが、一方、治療に使用する薬剤も増え、手術療法なども選択肢が増えており、緑内障に罹患しても、早期に発見することや、継続治療をすることで維持管理すれば、一生、日常生活に支障の無いレベルにとどめることができる場合も増えています。40歳以上の20人に1人は、緑内障に罹患していると報告されていますので、決して稀な疾患ではありません。緑内障を早く発見するには、眼の検診が必須です。また進行させないためには、治療開始後の継続管理が重要です。
こうした背景から、「早期発見・継続・希望」をキーワードにした啓発活動が非常に重要であると日本緑内障学会は考えています。おひとりでも、失明に至る方が減りますように、おひとりでも、日常生活に支障をきたさないレベルで緑内障の進行をコントロールできますようにと願っております。緑の光は、「あなたの眼がずっと見えていますように」という希望の光でもあります。
日本緑内障学会では、毎年3月上旬の世界緑内障週間 に、世界の緑内障研究者や患者団体とともに啓発活動を行っています。検診などのイベントのほかに、国内のランドマーク施設や医療機関等において、緑内障のシンボルカラーのグリーンにライトアップする運動を展開しています。日本緑内障学会は、この「ライトアップinグリーン運動」を通して、より多くの人々に「緑内障」という疾患に関心を持っていただくことで、より一層の啓発・普及活動となると考えております。緑内障という病気について正しく知っていただくことが、眼の健康寿命を延ばすことになり、失明予防につながると考えています。

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